毎月第3土曜日発行、中日新聞に折り込まれてくる情報誌「ローズ」。7月号の表紙に四間道とガラス館が紹介されてます。
イラストと同じ角度で撮影
四間道ガラス館

ローズに掲載されたイラストとほぼ同じ角度から撮影した四間道ガラス館です。店内を覗いてみたらいつもより多くのお客さんがいました。さすがメディアの影響力は絶大ですね。
四間道に立ち並ぶ蔵

四間道に並ぶ蔵もイラストとに合わせた角度から撮影しました・・・・。
暴露します
ただ残念なのは、ローズの記事に四間道のことを「戦火も免れて今は伝統的建造物の町並み保存地区となった。」と紹介されているのに、イラストのモデルに選ばれた蔵が、平成に建てられたものだったことです。
上の写真の一番右に写っている、そこだけ色が違う石垣とその上に建つ塀は、平成に建てられたものです。元々ここには古い蔵が建っていたのですが、訳あって取り壊されました。
さらにその左に建つ2つの蔵は、土台の石垣こそ江戸時代からそこにあるものですが、その上にある蔵は、これまた平成に作られたものです。
よって、イラストに描かれた蔵の半分は築数年の新築物件です。
取材に来た記者さんには、わからなかったのでしょう。でも地元民がこの記事とイラストを見たら違和感しかないです。せっかく紹介していただいたのに残念。
変わりゆく町並み

残念なことに四間道の蔵だけではなく、円頓寺・四間道界隈の古民家長屋も時代と共に少しづつ変わっています。
しかし、この町の雰囲気が好きだからという理由から那古野で店を開いた人がいます。街の魅力に惹かれて他から移り住んだ人もいます。クラウドファンディングを利用し、古民家を再生させた人もいます。那古野の良さを残そうと多くの方が努力しています。
できるだけ長く那古野が存在するといいな。
ナナちゃん人形並みの大きさ

イラストに描かれている四間道の標識。ナナちゃん人形並みの大きさですが、実際はこんなもんです。
ブログランキング参加中


コメント