2店舗の庭がつながって一つの景色に

HOTEL和紡町並み
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2020年4月15日(水)那古野に新しくオープンした「HOTEL和紡(わぼう)」。古民家を改装し、1棟まるごと借りて泊まる宿泊施設です。

外観も内装も各所にデザインのこだわりが見られ、女将の元花さんの意気込みが感じられます。

この記事は、「オープン2週間前の内覧会に行って隅々まで見させていただいたはずなのに、一番目立つ外の庭のこだわりに今日はじめて気づいた」という私の間抜けなお話です。

HOTEL和紡

HOTEL和紡の内装

シンプルなレイアウトの中にオシャレな装飾品が随所に置かれ、他では味わえない那古野に泊まることを体感できる施設になっています。それらのお話はまた別の機会にします。

HOTEL和紡

今日、気づいたのはこちらです。玄関入ってすぐ右の明かり取りの窓から見える景色です。
外の道から中が見えないように塀で囲まれ、そこに小さな庭があります。

地面は左から右下へ傾斜がつけられていて、黄金比に基づいて親石を2つ配置し、その間に枯流れがつくられていて、部屋の中から外を眺めたとき、窓枠を額縁に見立てた素敵な絵画(景色)になっていました。

内覧会の時はそう思っただけでした。

HOTEL和紡

今日、「HOTEL和紡」の前を通ってはじめて気づいたのは、その枯流れが庭から飛び出し玄関まで続き、さらに隣の「日本料理 直(なお)」まで続いた一体の景色だったことです。

HOTEL和紡の玄関に続く石畳が川にかかった橋のようになっています。

枯れ流れ

苔むした岩場を蛇行して川は流れています。

枯れ流れ

河口へ行くほど川幅は広がり、「日本料理 直」へ

「HOTEL和紡」と「日本料理 直」

日本料理 直

この建物の前の道は、車も入ってこれない那古野地区で最も狭い道です。なので庭も目線のほぼ真下になり、全体の構図が今まで目に入りませんでした。(言い訳)

まだ他にも見落としているところがあると思いますが、私にはこれ以上見る目がないので・・・。

匠の技

苔庭

「HOTEL和紡」の庭以外にも、那古野には目で見て楽しめる小さな庭が点在しています。それらは造園業を営む仲本昌敏さんが管理されています。

散歩は、外出自粛には該当しません。むしろ家の中で閉じこもって体を動かす機会の少ない今だからこそ那古野の町に限らず、近所をじっくり見て回ってはいかがでしょう。

いつもなら自転車でぴゅーと通過するところを、歩いて前を通ったことで気づいたお話でした。

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