6月19日、県をまたいでの移動制限が解除されました。そのせいか今週末から那古野の町に訪れる人も急に増えて、自粛以前とほぼ変わらない賑わいが戻ってきたように感じます。
武漢肺炎拡大防止のための自粛期間と重なってしまい、オープンが延期されていた那古野茶房 花千花も、新しい那古野のおもてなし場所として新たに加わり、多くの方が訪れていました。
登録地域建造物資産(第189号 那古野一丁目18店舗)
名古屋市は、市内に残る歴史的価値のある古い建物を登録地域建造物資産や都市景観重要建造物として登録し、保存に力を入れています。
ここ那古野には、その登録された歴史的建造物が集中して立ち並んでいます。那古野茶房花千花も「登録地域建造物資産(第189号 那古野一丁目18店舗)」として登録された建物です。
外観の雰囲気はそのままに、建物内をおしゃれにして蘇った那古野らしいお店です。
店内の様子
店内カウンター席から店の一番奥にある庭を眺めた景色です。大きなガラス窓の外にある庭が、まるで一枚の絵画で、席につくと真っ先に目に飛び込んできます。
お店の外(入り口)を眺めた景色です。虫籠窓(むしこまど)からお店の前を歩いて横切る人をぼーっと眺めているだけでも癒やされます。
季節の茶7種より
7種類のお茶が用意されています。
- かぶせ茶(三重県 四日市 水沢茶)
- 煎茶(岐阜県 東白川村 東白川茶)
- ほうじ茶(岐阜県 東白川村 東白川茶)
- 萎凋煎茶(岐阜県 東白川村 東白川茶)
- 釜炒り茶(静岡県 川根本町 川根茶)
- 和紅茶(岐阜県 東白川村 東白川茶)
- 抹茶(愛知県 豊田 高香園)
抹茶を選んだ人は店内の棚に並んだ抹茶茶碗から好きなものを選びます。
HOTEL和紡の女将、元花さんにお茶を入れていただきました。
普段は花千花のカウンターに立ち、HOTEL和紡のお客様が来られた時は受付と案内に向かう忙しい方です。
私は和紅茶を頂きました。ほんのりと甘みもある美味しいお茶でした。
不朽園の最中を使用、コニャックを加えてさらに美味しく
和菓子は花千花と不朽園の最中に。
これがやたらと美味しくて、そのまま最後まで食べてもいいですが、途中でコニャックをあんこに数滴かけて食べたら美味しさ数倍。びっくりです。
こんな食べ方初めて知りました。
まとめ
お店を出たあとは那古野の街をぶらぶら歩いてみました。
円頓寺商店街のナゴヤ座の前には女性ファンが大勢並び、BAR DUFI、なごのやのテラス席で食事やお茶する人がいて、週末名物の人力車も四間道を観光客を乗せて走っていて。
やっぱり那古野はこうでなくっちゃ。
コメント